平成24年・春の全国交通安全運動の推進要綱が公表されました(中央交通安全対策会議交通対策本部決定)。
実施は4月6日(金)から15日(日)までの10日間となっています。
また、4月10日(火)は「交通事故死ゼロを目指す日」に指定されています。
(左は内閣府作製全国交通安全運動ポスター)
★運動の実施期間
2012年4月6日(金)~15日(日)―10日間
★交通事故死ゼロを目指す日
4月10日(火)
運動の基本テーマは「子どもと高齢者の交通事故防止」があげられ、次の3つの全国重点が定められています。このほか、地方重点を定める都道府県もあります。
★全国重点
1 自転車の安全利用の推進(特に,自転車安全利用五則の周知徹底)
2 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
3 飲酒運転の根絶
◎子どもと高齢者の交通事故防止
新入学児童が事故にあいやすい時期です。とくに交差点通過時の横断歩道などへの安全確認に注意させましょう。マイカー通勤者の多い事業所では、通勤時に子どもや高齢歩行者が多くヒヤリ・ハットした地点の情報などを共有できるように努めてください。
◎自転車の安全利用の推進
自転車は環境負荷が低い交通手段ということで利用者が増えていますが、一方で自転車の交通事故が大きな社会問題となっています。交通安全運動の機会をとらえて、自転車通勤者などへの安全指導も行いましょう。
◎全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底
シートベルトは後部座席の着用率がまだ低い傾向にあり、家族ドライブなどでも車外放出事故が起こっていますので、全席着用の徹底は継続して指導してください。
◎飲酒運転の根絶
最近、飲酒運転の根絶の機運が高まり、飲酒事故件数は減少していますが、前夜の残酒に気づかないことによる予期しない「酒気帯び運転」で検挙される例が多いのが特徴です。
事業用自動車の運転者は、基準値以下の酒気帯びでも運転は不可能ですから、飲酒習慣の危険度をチェックするなど、ドライバーの深酒を防止する取り組みを展開しましょう。
なお、詳しい要項については、内閣府のWEBサイトを参照してください。
ただ配布するだけでなく、ドライバー自身がチェックして気づくことで安全運転態度を育んだり、小集団の話し合いの話題になるような興味・関心を呼ぶ教材を開発しています。ぜひ、一度ご利用ください。
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