飲酒運転をなくすために、官民挙げていろいろな取組みがなされていますが、福岡県では全国で初めて罰金付きの飲酒運転撲滅条例が成立しました。
この条例は、飲酒運転をしたドライバーに医療機関での受診を義務づける一方で、酒を提供した飲食店には改善策を記した「指示書」を掲示させることなどが主な柱となっています。
初めて、酒気帯び運転をした人には、医療機関でアルコール依存症の検査を受けることを「努力義務」とし、2回目以降は受診を義務づけています。
また、違反者に酒を提供した飲食店には、初回は「口頭注意」とし、再び違反者に酒を提供するなど改善されない場合は、店から意見聴取したうえで悪質と判断すれば店名を公表するとともに、指示書の店内掲示が命じられます。いずれも、従わなければ5万円以下の過料が科されることになっています。
この条例は4月1日に一部施行され、罰則規定や違反者の受診義務規定などは今秋までに施行される見通しです。
「まさか自社の社員が飲酒運転をすることはないだろう」…と思っていませんか?
しかし、安全運転者であっても、ちょっとした油断や気の緩み、勘違いによって「飲酒運転の落とし穴」に陥ってしまう事例が後を絶ちません。
「まさか自分が飲酒運転をするなんて」は、設問の「ハイ・イイエ」に答えていくことで、陥りやすい飲酒運転の罠を知ることができます。
また、最終ページの設問は、酒気帯び運転に関する知識をみる、交通テストとしても利用できます。