皆さん、事務所や駐車場から車道に出るとき、ヒヤッとしたりハッとした経験がありませんか。
まず、車道に出る前の歩道が危険です。
事務所や駐車場の塀などで車道の車が見えないところでは、一気に車道を確認できる場所まで出ようとすることがあります。そのとき、歩道を通行している歩行者や自転車を見落として、衝突しそうになったという人は意外と多いのではないでしょうか。
こういう経験がある人は、車道に歩行者や自転車などがいることをあまり頭に入れていません。車道に出る前に確実に一時停止し、歩道を通行する歩行者や自転車がいないかどうかをチェックする習慣をつけてください。
また、事務所や駐車場から直接車道の車が見える場合も注意が必要です。流入しようとする車道を走行してくる車にばかり意識が集中し、反対側の歩道からくる自転車などを見落とすことがあるからです。安全確認は右を見て、左を見て、もう一度右を確認、と念を入れて実行してください。
歩道から車道に出るときも、再度停止して安全を確認します。四輪車に注意を向け過ぎると道路の端を通行するバイクを見落とすことがあります。バイクがいないかをとくに意識してチェックしてください。
(2012.3.1更新)
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