平成24年2月末の交通事故発生状況が警察庁から発表されました。前年同期と比較すると、発生件数、死者数、負傷者数のいずれも減少しています。死者数は前年より40人減少(5.8%減)しています( 発生件数・負傷者数は概数)。
死者数を年齢層別にみると、65歳以上の高齢者が349人(構成率54.0%)と死者全体の半数以上を占め、平成22年10月の人口構成率(22.8%)と比較しても約2.4倍になり高い水準にあります。
交通事故死者数を状態別にみると、
歩 行 中 277人 42.9%
自動車乗車中 224人 34.7%
自転車乗用中 74人 11.5%
の順に多くなっています。
歩行中死者数のなかでもっとも多いのは、高齢者の191人で歩行中死者の68.9%を占めています。また、自動車乗車中のなかでも高齢者が88人、構成率39.3%と目立っています。
自転車乗用中も51人が高齢者の被害で68.9%と高い比率を占めています。
なお、自動車乗車中の死者数だけが、前年2月末と比べて増加していて、18人増(8.7%増)と目立っています。
状態別年齢層別にみた増減では、40~49歳の17人増(113.3%増)、65歳以上の9人増(11.4%増)が目立って増加しています。
詳しくは、 政府統計窓口のWEBサイトを参照してください。
都道府県別の発生状況については、このページの下の表を参照してください。データが必要な方は下記のエクセルファイルをダウンロードしてください 。