ご存じのように、毎年恒例の春の全国交通安全運動が4月6日(金)から15日(日)までの10日間にわたって実施されます。
交通安全運動が始まると、警察官が街頭に多く出ているのでイヤだ、走りにくいなどという人がいます。警察官がいると走りにくいというのは、日頃からあまりマナーのよい運転をしていない証拠です。マナーのよい運転をしている人はそんなことを感じる必要がないからです。
皆さんは、日頃からマナーのよい運転をされていると思いますが、今年は一歩進んで交通安全運動を意識した運転を心がけていただきたいと思います。
運動の基本テーマは、「子どもと高齢者の交通事故防止」です。
まず、運動期間中は、子どもと高齢者との事故を絶対に防ぐという強い意識で運転してください。
この時期は、とくに新入学児童が事故にあいやすい季節ですので、通学時間や下校時間に学校の付近を走行するときには、子どもの動きに注意し、安全確認を怠らないようにしましょう。
同じように、病院やゲートボール場の付近など、高齢者が多く集まる場所を通行するときには、十分に注意して走行してください。とくに、高齢者の場合には、予測不能な動きをすることがあるので、「出て来ないだろう」「止まってくれるだろう」などと安易に考えてはいけません。
「うっかり事故の危険度をチェックしよう」は、どのような運転場面で「先急ぎ運転」「わき見・漫然運転」「思い込み運転」に陥るかをチェックし、「うっかり」による交通事故防止をはかる教育教材です。