この時期は、職場での歓送迎会が多く催されると思います。飲む前には絶対に飲酒運転をしないと思っていても、飲んでいるうちに気も大きくなったりして、「少し休んだから大丈夫」と考えたりして、飲酒運転するケースが目立ちます。
お酒を飲んだら絶対に車をしないように気を引き締めてください。
つい先日、熊本県阿蘇市役所の男性職員が退職職員の送別会で飲酒したうえ車を運転し、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発されていた、という新聞報道がありました。
報道によりますと、男性職員は3月2日、市内のホテルで開かれた送別会に出席して、ビールや焼酎のお湯割りをそれぞれ数杯飲んだということです。そして、午後10時過ぎ、駐車場に止めていた自分の車を運転して、約300メートル進んだところで飲酒運転取り締まり中の警察署員に停車を命じられ、呼気からアルコール分が検出されたということです。
男性職員の話では、「ホテルに泊まるか、車の中で一晩過ごすつもりで、コンビニに飲み物などを買いに行く途中だった」ということです。
このケースに限らず、この時期は歓送迎会に伴う飲酒運転が多発します。歓送迎会に出席するときには、絶対に車で行かないようにしてください。車で行けば、少し休んだから大丈夫と考えて、飲酒運転をするケースが結構あるからです。
(2012年4月13日更新)
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