今年は、冬の寒さが厳しく、このところようやく春らしい陽気が戻って来たかと思っていると、各地で真夏日を記録したといったニュースが流れています。
これまで、あまり気温が高くなかったので、ついつい油断しがちなのですが、春先でも車内は高温になることがありますので注意が必要です。
とくに、これから大型連休に入り、子ども連れでドライブに出かける人もが多いと思いますので、車内に子どもだけを残さないようにしてください。
JAFが行った調査によりますと、「12歳未満の子どもだけを残して車を離れたことがある」と答えた人に、その理由をたずねたところ、「子どもが寝ていて、数分で終わる用事だった」「子どもが嫌がって降りようとしなかった」「わざわざ降ろすとまたチャイルドシートに座らせるのが面倒」などの理由があがっています。
JAFの実験では、最高気温は23度の日でも、昼前には運転席の温度は40度に達し、午後2時過ぎには50度近くにまで上がっています。こうした高温の車内に、子どもを10分程度放置しただけでも「脱水症状や熱中症」を招く恐れがあります。
「短時間で戻るから」「子どもが眠っているから」といって、子どもを車内に残さないようにしてください。
(2012.4.27更新)
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