この夏、電力不足が懸念されており、それに伴って計画停電の実施も予想される事態となっています。
計画停電が実施されると、生活上いろいろと困ることが出てきますが、その一つが信号機が点灯しないことです。
そのときには、警察官の手信号によって交通整理が行われることになりますが、ほとんどの人は運転免許を取得するときに覚えただけで、今はすっかり忘れているという方が多いと思います。
そこで、今日は万一に事態に備えて、警察官の手信号の種類と意味を復習してみましょう。
まず、警察官が腕を水平に上げている場合です。
これは、警察官の正面に対し対面している交通は赤信号と同じ意味を持つます。これに対して、警察官の正面に対して平行している交通は、青信号になります。
では、警察官が腕を垂直に上げている場合はどうでしょうか。
これは、警察官の正面に対し対面している交通は赤信号と同じですが、警察官の正面に対して平行している交通は、黄信号になります。
いずれにしても、警察官が正面に対面している場合には、赤信号になりますので、停止するようにしてください。
最後に、信号機と警察官の手信号が違う場合には、警察官の手信号が優先されますので、警察官の手信号にしたがってください。
(2012.6.28更新)
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