皆さんは、運転免許を取得してから年数が経っており、さほど運転に際して緊張することはないと思います。
しかし、免許を取得した当初は、余裕もなく緊張の連続だったのではないでしょうか。
ある損保会社が、免許取得から1年未満の初心ドライバーに対して実施した、アンケート調査があります。
このなかで、実際に運転してみてドキドキしたり、危険を感じたりしたものを複数回答で聞いたものがあります。
そのなかでいちばん多かったものが「歩行者の危険行動(信号無視、飛び出しなど)」で55.5%を占めています。次いで「駐車・車庫入れ」が50.9%、「大型車(バス・トラックなど)の近くを走行」が47.9%、「自転車の危険運転(傘さし、すり抜けなど)」が47.7%、「夜間・悪路の走行」が45.9%の順となっています。
これをみるとわかるように、ベテランドライバーになっても、事故防止のためには十分に気をつけなければいけない要素ばかりです。
免許取り立ての頃は、危険に感じて十分に気をつけていたものが、運転に慣れるにつれてあまり気にしなくなった、ということはありませんか。
事故はこうしたときに起こるものです。もう一度運転免許を取ったときの気持ちを思い出して、自分の運転を見直してみませんか。
(シンク出版株式会社 2012.10.30更新)
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