車のナンバープレートには、使用の本拠地を示す地名の前や後に数字がついていますね。
ここの数字は、ご存じのように自動車の種類や用途によって分類されています。しかし、どの数字がどの自動車を示しているか、はっきりと分かっている人は、あまりおられないのではないでしょうか。
「1」から始まる番号は、トラックなどの貨物自動車に使用されます。「2」から始まる番号は、乗車定員11人以上のバスに使用されます。
「3」「5」「7」から始まる番号は、乗用車などに使用されますが、「5」「7」は、小型自動車(全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下、総排気量2,000cc以下)に、それを超える乗用車には「3」が使用されます。
「4」と「6」は、小型自動車で貨物用途の自動車になります。
「8」ナンバーは、パトカー・消防車・キャンピング車・タンクローリー車など特種用途の車に使用されます。
「9」ナンバーは、クレーン車、フォークリフトなどの大型特殊自動車に使用されます。
また、ナンバープレートに表記されている「ひらがな」は、事業用自動車では「あいうえかきくけこを」が使用され、レンタカーは「われ」が、それ以外の「ひらがな」はほとんどが自家用自動車で使用されます。
(シンク出版株式会社 2012.11.6更新)
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