ご存じのように、運転中にカーナビを操作したり注視したりすることは、わき見運転や前方不注視の原因となって、事故につながりますので、道路交通法では危険な行為として禁止されています。
にもかかわらず、運転中にカーナビを操作する人は少なくないような気がします。
報道によりますと、徳島県内では今年9月末までにカーナビ操作や注視が原因で起きた事故が10件発生しており、そのうち追突事故が6件ともっとも多く、走行中にカーナビの操作に気を取られるなどして、信号待ちで停止している車に追突するケースが目立つということです。
死亡事故も発生しており、昨年の10月、鳴門市の国道でカーナビを見ながらワゴン車を運転していた男性が、道路を横断していた高齢者を跳ねて死亡させています。
最近の携帯電話は、スマートフォンが普及していますが、スマートフォンのなかにカーナビ機能が付いており、運転中にカーナビ機能のついたスマートフォンを使って運転している人も増えつつあります。
そうしたことから、これからますます運転中にカーナビを操作していて、事故になるケースが増えることが予測されています。
備え付け式のカーナビはもちろんですが、運転中にカーナビ機能のついたスマートフォンを操作したり注視することは、危険ですから絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2012.12.7更新)
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