昨日もお話しましたが、今年の冬は全国的に寒さが厳しく、これから雪道を走行する機会が多くなってくることが予想されます。
雪道走行時に注意しなければならないことは沢山ありますが、今日は燃料のガス欠についてお話したいと思います。
当然のことですが、雪道は路面が滑りやすくなるため、全体的にスピードを落として走行しており、ノロノロ運転になって渋滞が発生しやすくなります。
また、雪道に慣れていないドライバーがいたりすると、発進に手間取ったり、スリップしたりして、最悪の場合には車線をふさいで後続車が通行できなくなることがあります。
渋滞に巻き込まれたり、事故のために通行が制限されたりすると、いちばん厄介なのが予想外に燃料を使うということです。このとき、残りの燃料が少ないと非常に焦ってしまいますし、最悪の場合には自車がガス欠になって動けなくなることもあります。
極寒の地で燃料がなくなってエンジンが止まると、後続車に迷惑をかけるだけでなく、自分自身の命取りになりかねません。
雪道では、次の給油所まで何とか持つだろうと、燃料が少ない状態で走行すると、思わぬトラブルに巻き込まれたときにガス欠の危険があります。
雪道を走行するときには、渋滞に巻き込まれたり、一時的に通行が制限されても大丈夫なように、早め早めに給油をして常に燃料を満タン状態にしておくことが重要です。
(シンク出版株式会社 2012.12.13更新)
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