平成24年中の交通事故発生状況──全国 (警察庁交通局調べ)
項 目 | 人数・件数 |
対前年比 |
死者数 |
4,411人 |
-201人(-4.4%) |
発生件数※ | 664,907件 |
-27,030 件(-3.9%) |
負傷者数※ |
824,539人 |
-29,954人 (-3.5%) |
※ 発生件数・負傷者数は速報値 (後日、確定値が公表されます)
●警察庁のまとめによると、平成24年中の全国の交通事故死者数は4,411人で、前年より201人減少し(-4.4%)12年連続して減少しています。死者数は昭和26年(1951年)の水準であり、発生件数と負傷者数も8年連続して減少しています。
●死者数の月別推移をみると、平成24年は10月まで毎月前年を下回る死者数でしたが、11月と12月は前年より増加しています。12月の1か月間の死者数は502人で、最低だった6月の301人と比べると、1.67倍にもなっています。
●高齢者(65歳以上)の死者数の推移をみると、平成24年中は2,264人で前年と比べて27人(1.2%)減少しました。
●高齢者のなかで75歳以上の高齢者では8人増加(0.5%増)していますので、対比が目立っています。
●高齢者が死者全体に占める構成率は51.3%となって、23年には49%まで低下していたものの再び5割を上回りました。
●交通死亡事故の2人に1人は高齢者の被害であり、非常に高い水準にあります。
●都道府県別の交通事故死者数をみると、死者数が最も多いのは愛知県の235人、2位は 北海道と埼玉県の200人、次いで4位は東京都の183人、5位は大阪府182人の順となっています。
●死者数の少ない都道府県は、トップが鳥取県の30人、以下徳島県32人、山形県37人、福井県37人、長崎県39人などとなっています。
●都道府県別の発生状況については、下記のエクセルファイルをダウンロードして参照してください。