高速道路を走行しているときに、休憩するときにはサービスエリア(SA)やパーキングエリアに入りますよね。そのとき、SAやPA内の駐車スペースが満杯のときにはどうしますか?
昼間ならば、そのまま空くのを待っていると思います。
しかし、夜間の場合には、多くの車が仮眠をとっていたり、時間調整などをしており、駐車スペースがなかなか空かないために、どうしても駐車枠外のスペースや進入路に止める車が多くなります。
さる、2月7日の午前4時すぎに、山陽自動車下り線の沼田サービスエリアで、進入路付近に止めていたトラックに、後から進入してきたトラックが追突する事故が発生しました。
高速道路のSAやPAは、午前0時から4時までの時間帯に、ETC(自動料金収受システム)の深夜割引料金が適用されるため、トラックによる混雑が常態化しています。
そのため、駐車枠外や進入路へ違法駐車するトラックが横行しており、その車に追突する事故も絶えません。
追突する車も、長時間の深夜走行で意識が明瞭ではないことが多く、駐停車車両に気づくのが遅れることも原因の一つになっていると思われます。
SAやPAで仮眠するときには、駐車枠外や進入路に駐停車しないことはもちろんですが、SA・PAに進入するときには、進入路などに駐停車しているトラックなどがいることを頭に入れておきましょう。
(2013.2.13更新 シンク出版株式会社)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を39枚収録した運行管理者のための指導教材です。
言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。
点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。
2018年6月に公布された一般バス事業者のための11項目、貸切バス向けの2項目の指針13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。