自動車には、高速道路で事故を起こしたり、踏切で脱輪したときなどの緊急事態が発生したときに備えて、非常用の信号として発炎筒が搭載されています。
しかしながら、ほとんどのドライバーは発炎筒についての知識はあまり持っていないのが実情です。
どこに収納されているか、どうやって点火するのか、点火している時間はどれくらいなのかなど、発炎筒について知らない人が多くいます。もし、思い当たる人がいたら、一度自分の車のどこに収納されているか確認をしてください。
点火方法などは、本体に書いてありますので、そのとき要領を確認しておいてください。ちなみに、発炎筒が燃えている時間は約5分間です。
収納位置を確認するときに、もう1つ確認していただきたいことがあります。それは、有効期限です。
有効期限は4年間となっていますから、車を購入してから何年も発炎筒を触っていないと言う人は、期限切れになっている可能性があります。
有効期限が切れた発炎筒は、劣化して点火しないことがありますので、一度調べてみて期限が切れていれば新品へ交換しておく必要があります。
主要なカー用品店やホームセンターなどで販売されており、500円~600円程度購入することができます。
(シンク出版株式会社 2013.3.19更新)
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