夏は、実家に帰省したり家族旅行などで車を長時間運転する機会が多くなります。そのとき注意していただきたいのが、バッテリーとタイヤのトラブルです。
バッテリー上がりは、冬場に起こりやすいのですが、夏場もエアコンなど電気を使う量が増え、道路渋滞に巻き込まれて充電が追いつかない状況になったりすると上がりやすくなります。
まず、長距離走行の前には、電圧やバッテリー液が適量かなどを点検し、古くなっていたら思い切って交換するようにしてください。
また、走行時にも注意が必要です。とくに雨天時の夜間に渋滞した場合には、さらに電気の使用量が増えますので、ヘッドライトをスモールに切り替えたり、間欠ワイパーに切り替えるなど工夫してください。
また、夏は路面の温度が高くなっており、そこを高速で走り続けますとタイヤが熱くなって軟らかくなります。その状態で、タイヤに損傷があったりすると、パンクなどを起こしやすくなります。
ドライブ前には、タイヤの傷の有無や溝の減り具合、空気圧の減り具合などをチェックしてください。空気圧不足で高速道路を走行すると、スタンディングウェーブ現象などのトラブルにつながりますから、必ず指定の空気圧が入っているかを確認してください。
(シンク出版株式会社 2013.8.1更新)
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