最近、スマートフォンの普及に伴って、スマートフォンの画面を見ながら運転している人を見かけることが多くなりました。
先日も前の車が非常に遅いので、追い越すときに前車の運転者を見ると、スマートフォンを見ながら運転していました。スマートフォンの画面を見ながら運転しているときに、子どもが飛び出してきたら確実に事故になるのに、そんな不安はないのかな、と思ってしまいました。
皆さんもご存じのとおり、運転中に携帯電話を手で持って使用することは、操作に気を取られたり、かばん等に入れた携帯電話を取るときにわき見をしたりして危険なため、道路交通法で禁止されています。
この法律が施行された当時は、スマートフォンなどはありませんでしたが、タッチパネルを使用するスマートフォンは、従来の携帯電話より画面を注視する時間が長くなりますので、事故の危険性は増大しています。
たとえば、従来型の携帯電話で通話しているときには、運転者は少なくとも前方に目線を向けていますが、スマートフォンで画面を注視しているときには、その間はまったく前方を見ていないわけです。この差は非常に大きいと思います。
当たり前の話ですが、車を運転しているときには、従来型の携帯電話を使用することはもちろんですが、スマートフォンを使ってメールやインターネットなどを絶対にしないようにしましょう。
運転者に過失のある死亡事故原因の1位2位を占めるのが漫然運転と脇見運転です。その脇見運転のなかで問題になっているのが、スマートフォンを見ながら運転する「運転スマホ」です。
本作品は、事故の再現映像や実験映像などで、「運転スマホ」の危険性を科学的に検証しています。
車載カメラが捉えや危険映像や専門家の解説などを織り交ぜながら、「運転スマホ」の危険と安全運転の大切さを訴える安全運転教育DVDです。