タイヤは、車体のなかで唯一路面に接している部分であり、タイヤが安全を支えていると言えると思います。タイヤがなければ、車は走ることも止まることも出来ないことはもちろん、安全運転や乗り心地にも大きな影響を与えています。
ところで、そのタイヤには大きく分けて4つの役割があることをご存じでしょうか。
一つは、タイヤは車の重量を支えているということです。車重はもちろん、乗る人や荷物など、すべてをタイヤが支えています。
二つ目は、タイヤは制動力や駆動力を伝えているということです。駆動力や制動力を路面に伝えなければ、車は走ったり止まったりすることができません。
三つ目は、路面からの衝撃を和らげる役割を持っているということです。タイヤは、路面の凹凸などからの衝撃をやわらげる役割があり、乗員の快適な乗り心地につながっています。
四つ目は、カーブなど曲がる方向を決めるということです。ハンドルの動きに応じカーブを曲がったり、方向を維持したり、ドライバーの行きたい方向へ導いてくれています。
こうしてみると、われわれドライバーの命は、タイヤに預けているといっても過言ではありません。自分の命を預けているタイヤの点検・管理はしっかりと行ってください。
(シンク出版株式会社 2013.11.26更新)
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