平成25年中の交通事故死者数

■交通事故死者数=4,373人、13年連続減少も高齢者は増加

平成25年中の交通事故発生状況──全国 (警察庁交通局調べ)

項 目 人数・件数 対前年比
 死者数   4,373人     -38人(-0.9%)
  発生件数   628,248件 -36,890件(-5.5%)
 負傷者数   779,660人 -45,736人(-5.5%)
 高齢者死者数   2,303人

    +39人(+1.7%)

 ※発生件数・負傷者数は、速報による概数値です。

 

  • 警察庁のまとめによると、平成25年中の全国の交通事故死者数は4,373人で、前年より38人減少し(-0.9%)、13年連続して減少しています。ただし、高齢者の死者数は前年より39人多い2,303人で、12年ぶりに増加しています。
  • 高齢者が死者数全体に占める割合も1.3ポイント増の52.7%となり、過去最高を更新しました。10年前の平成15年は、高齢者の死者数が占める割合は40.4%でしたので、10年間で12.3ポイントも上昇していることになります。
  • 昨年の交通死者数の年間推移をみると、上半期の1~6月は13年ぶりに前年より死者数が増加しましたが、日没前後の死亡事故が増える9月以降、警察が夕暮れ時の取り締まりや指導を強化した効果もあり、通年では減少しています。
  • 道府県別の交通事故死者数は愛知県が219人で最も多く、次いで兵庫県187人、千葉県186人、北海道と静岡県の184人となっています。最も少なかったのは鳥取県の25人、続いて島根県28人、山梨県38人、山形県39人、奈良県と高知県の42人などとなっています(下表を参照)。
  • 事故が大幅に増加した道府県としては静岡県の+29人が最も多く、宮城県+24人、茨城県+21人、福井県と大分県の+20人と続いています。
  • 事故の減少が目立ったのは京都府の-36人、続いて群馬県-33人、香川県-26人、埼玉県-20人、島根県-17人などとなっています。

■平成25年中の都道府県別・交通事故死者数(ITARDA発表分)

■平成25年・月別交通事故死者数の推移(警察庁発表資料より)

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11月25日(月)

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