年度末が近づき、各地の高速道路やバイパス・国道でも道路の補修工事などが盛んに行われています。
毎年のことなので、皆さんもよくご承知のことと思いますが、どうか工事による渋滞の影響を警戒して運転してください。渋滞が発生するとそれだけ事故も起こりやすくなります。
さる2月26日午後1時前にも、大阪府の近畿自動車道で道路工事による渋滞の列に大型トラックが追突し6台がからむ玉突き事故になり、8人が重軽傷を負いました。追突したドライバーは「わき見運転をしていた」と供述しています。
現場の手前には工事渋滞の表示版や電光掲示が出ていたと思いますので、それに気づいて警戒していれば、わき見をしたり渋滞に気づくのが遅れることはなかったと思います。
高速道路以外にも一般道路で片側交通となり臨時の信号が設置されて渋滞ができることも少なくありません。こうした場合も、必ず「前方工事中」とか「片側通行・停止車両に注意」といった看板が手前の道路脇に設置されます。年度末は、こうした情報に注意を払って運転しましょう。
(シンク出版株式会社 2014.3.5更新)
多発する追突事故の原因の多くは、わき見や漫然運転など運転者のうっかりミスであり、事故防止対策には、運転者の追突原因に対する気づきが重要です。
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