もう少しすると、子どもも夏休みに入ります。
夏休みに入ると、家族や友だちとレジャーや帰省などで車で遠出をする機会が増えます。
警察庁では、過去5年間の交通事故を分析し、夏に増加傾向がある交通事故の特徴とその対策を発表しました。
それによりますと、7、8月は飲酒運転による事故が増加することが分かりました。
飲酒事故は年末に多発をしているのですが、夏場もそれに次いで発生しているのです。とくに、7月中旬の「海の日」前後の3連休の時期と8月中旬のお盆の時期に増える傾向があり、死亡事故は20~30歳代のドライバーが半数を占めているということです。
この時期は、車で海水浴やバーベキューなどに出かけて、開放的な気分からつい酒を飲んでしまうことがあります。
酒を飲んでも、「ビールくらいなら汗で出てしまう」とか「帰るまでに時間もあるし、少し休んだら大丈夫だろう」と甘く考えているのでしょうが、酒は短時間では抜けません。
遊びに出掛けて気が緩むのはわかるのですが、その気分のままで飲酒運転をしてしまうのは、あまりにも思慮が足らないと言わざるをえせん。
夏休み前にもう一度、「飲酒運転は絶対にしない」ということを誓ってください。
(シンク出版株式会社 2014.7.11更新)
セルフチェックシリーズ「飲酒習慣の危険度をチェックしよう」は、「ハイ、イイエ」で回答することにより、自身の飲酒習慣における危険性をチェックすることができます。
アルコールと運転をテーマに、正しい知識を身につけていただくことのできる教育用教材です。