車を運転していてレストランやホームセンター、ガソリンスタンドなど探しているとき、対向車線側にそうした施設があると、対向車線を横断するときがあります。
そのとき、対向車線を横切ることになりますので、対向車の存在や近づいて来るスピードなどを慎重に判断しなければなりません。ところが、対向車が続いていてなかなか横断できない状況が続くと、だんだん焦って来て、ちょっと間が空くとあわてて横断しようとすることがあります。
そのとき、レストランなどの前の歩道を走行している自転車などを見落としたりしがちになりますので注意が必要です。
さる7月23日、広島県福山市の県道で、60歳の女性が運転する乗用車が道路の反対側にあるガソリンスタンドに進入しようとした際に、ガソリンスタンドの敷地内を歩いていたお年寄りの女性と孫で6歳の男の子をはね、2人は頭を強く打って意識不明の重体となる事故がありました。
なぜ、そのようなスピードでガソリンスタンドに進入したのか定かではありませんが、いずれにしても、対向車線を横切って施設に入るときには、対向車だけでなく進入先の安全確認も行うことが大切です。
対向車の間をぬって焦って横断するのではなく、対向車が途切れてから慎重に横断するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2014.8.1更新)
ドライバーによって、運転行動のクセなどにより右折事故を起こしやすい人や追突事故を起こしやすい人がいます。
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