7月13日午後4時半ごろ、北海道小樽市で海水浴に出かけて酒を飲み、車を運転して近くのコンビニエンスストアにたばこを買いに行く途中に、歩行中の女性4人をはねて3人を死亡させ、1人に重傷を負わせるという痛ましい事故があったことは記憶に新しいところです。
ところが、また海水浴帰りの車が飲酒運転で前車に追突するという事故がありました。
さる8月3日午後1時10分ごろ、北海道の石狩市の国道231号で、海水浴に出かけて酒を飲み帰宅途中の乗用車が前を走行していた乗用車に追突し、乗っていた5人に重軽傷を負わせ、追突した車に乗っていた2人も軽傷を負いました。
仲間や家族と海水浴に出かけて浜辺でバーベキューなどしていると、暑さで喉も渇くことからついビールなどを飲んだりします。海水浴で開放的な気分になり、酒を飲んだりすることは別に悪いことではないのですが、問題なのは酒を飲んで車を運転するということです。
以前、飲酒運転による悲惨な事故が続いて、飲酒運転に対する罰則が強化されてきました。施行当初は飲酒運転が少なくなりましたが、最近ではその効果も徐々に薄れているように感じます。
海水浴に行って酒を飲むことがわかっているのなら、絶対に車で出かけてはなりません。
(シンク出版株式会社 2014.8.7更新)
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