ハンディキャップを持った人の通行を妨げていませんか?

 住宅街の狭い道路などを走行しているとき、向うから歩行者が来ていて、すれ違おうとしています。「このとき、あなたはどのような運転をしますか」と問われたら、どのように答えますか?

 道路交通法をよくご存じの人は、安全な側方間隔をとって走行するか、安全な間隔がとれない場合には徐行する、と答えられると思います。では、歩行者がハンディキャップを持った人の場合は、どのような運転をしなければならないのでしょうか?

 当然、普通の歩行者よりは彼らの通行を保護する運転が求められています。具体的には、一時停止または徐行してその通行を妨げないようにしなければなりません。ハンディキャップを持った人とは、どのような人をイメージされるでしょうか?

 白や黄色の杖をついている人や盲導犬をつれている人など身体に障害がある人はもちろんですが、松葉杖をついている人や歩行補助車をなどを利用している高齢者など通行に支障のある人も含まれます。

 車を運転中にこういう人たちに出会ったときには、一時停止をするなどして、その通行を妨げないように気を配ってください。


(シンク出版株式会社 2014.8.28更新)

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