最近、高速道路を走行していて気づいたことがあります。
空いている場所でも、変に車間距離を詰めてくる車がいるということです。
トラックやバス、配達のワゴン車など、プロの車は最近そんなことはありません。こちらが車間距離をとって前に入った場合、余裕がある道路で急に詰めてくる車はほとんどないのですが、ときどき、自家用乗用車と思われる車が距離を詰めてくるので驚きます。
こちらの速度が遅いと感じているのかと思い、3車線あるときなどはすぐ左に譲って前に行ってもらうと、そのまま今度はさらに前の車に接近しそのままピタッとついていきます。追い越したいのではなく、安全な車間距離の感覚が違うようです。
本人は車間距離を詰めても平気なのかもしれませんが、前の車は追い立てられているようで落ち着きません。
それに、突然事故で前車が停止したり荷物を落としたりして、急ブレーキをかけても間に合わない事態に陥る危険性もありますので、もう少し余裕をもって欲しいのです。
よく2秒の車間という言葉を聞きます。どんな速度でも前の車が通過した場所を「ゼロイチ、ゼロニ」と数えるぐらいの時間で通過すれば、一応、必要な車間距離がとれているという考え方です。
高速道路ではさらに安全を期すために、余裕のある場所では3秒ぐらい数える車間距離をとっていただきたいものです。
(シンク出版株式会社 2014.9.8更新)
多発する追突事故の原因の多くは、わき見や漫然運転など運転者のうっかりミスであり、事故防止対策には、運転者の追突原因に対する気づきが重要です。
教育用小冊子「自分で気づこう!!追突事故の危険」は、7つの事故事例をもとに自分自身の運転態度をチェックすることができ、「わき見」「思い込み」「漫然運転」による追突防止のための有効な教育教材となっています。