以前もお話したことがあると思いますが、秋口から冬にかけて、道路に動物が飛び出してきて交通事故を誘発する例が見立ちますので、皆さんも注意してください。
最近も、動物関連の交通事故が相次いで発生しました。
■高速道路にカモシカが飛び出し追突事故
9月27日夕刻、山形自動車道下り線を走行していた軽ワゴン車が、本線に走り混んできたカモシカを避けようとして急停車したため後続車が次々と衝突し、車両6台が関係する多重衝突事故に発展し、1人が軽傷を負いました。
■イノシシを避けようとしてガードに衝突
10月1日夜、兵庫県三田市の県道で、道路脇から飛び出してきたイノシシを避けようとして、ハンドルを切った乗用車がガードレールに衝突する自損事故を起こし、運転者は鼻骨を折るケガをしました。
哺乳類では秋以降、親離れをして単独行動をする種が多いため、動物と衝突する事故は秋から冬にかけて多発する傾向があります。
飛び出してきた動物を避けようとして急ブレーキをかけたり急ハンドルを切るのは非常に危険です。「動物注意」の標識を見かけたら飛出しの危険を予測し、冷静に対処するように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2014.10.6更新)
■エゾシカと自動車の衝突防止をチラシで啓発 (損保協会北海道支部)
日本損害保険協会北海道支部でも、10月~11月にエゾシカと自動車との事故が増加する傾向があるため、チラシを配布して危険を呼びかけています。
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