場所によってはすでに紅葉が始まり、道路の落ち葉なども目立ってきました。
この時期に雨が降ると、道路脇に堆積した落ち葉で路肩が滑りやすくなっているので、とくに二輪車や自転車では注意が必要です。
四輪車は大丈夫だろうと感じるかも知れませんが、近くに二輪車などがいる場合は警戒しましょう。
最近もこんな二輪車のスリップ事故が発生しています。
さる10月2日午後8時ごろ、熊本県市北区の幅員約3.5mの路上で、対向車を避けようとした二輪車のライダー(21歳男性)が路肩へ寄ったとき、スリップしてバランスを崩し縁石に接触、転倒して道路に投げ出されたところを対向車にひかれて死亡しました。
当時、事故現場付近は雨が降っていて路肩には落ち葉が堆積し、スリップしやすくなっていたということです。
以前、ドイツの運転者向け危険予測問題に落ち葉の積もった道路の写真があるのを見たことがあります。自車や対向車のスリップを予測させるものでした。日本でも、山道のカーブや並木道ではよく落ち葉が堆積しています。
落ち葉を見たらスリップの危険を予測し、スピードを落として走行する意識を持ってください。
(シンク出版株式会社 2014.10.14更新)
ドライバーによって、運転行動のクセなどにより出会い頭事故を起こしやすい人や追突事故を起こしやすい人がいます。
「起こしやすい事故パターンをチェックしよう」は、自分自身がどんな事故を起こしやすいかを、質問にハイ・イイエで答えることで、知ることができる自己診断テストです。