日本列島は寒波に覆われ、各地に雪が降ったり、路面が凍結してスリップ事故が多発していますので、雪道などを走行するときには十分に注意してください。
雪道の走行で注意すべきところは沢山ありますが、意外と忘れられているのが、踏切の通過時です。
さる12月7日、青森県大鰐町のJR奥羽線の踏切内で、雪のワダチにはまって立ち往生していた乗用車に、20両編成の貨物列車と衝突する事故がありました。乗用車を運転していた男性は車外に逃げて無事でした。
なぜワダチにはまって動けなくなったか定かではないのですが、踏切内にはいろいろな段差があり、そこにはまってスリップすることはよくあります。
雪が降り積もって自然に段差ができますし、車の通行によって踏み固められ方が違ったりします。また、除雪をしても雪が残っていたりすると、段差を作ることもあります。
また、踏切を通過するときには鉄道のレール部分を横切ることになりますが、レールは鉄でできているため余計にスリップしやすくなるのです。
雪道の踏切を通過するときには、くれぐれも慎重な運転をお願いします。
(シンク出版株式会社 2014.12.17更新)
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