車を運転するときに、図のように道路上に「ダイヤ」のマークが標示されているのをよく目にすると思います。これは、何を意味しているか知っていますか?
まさか「知らない」という人はおられないと思いますが、もしおられたら運転者失格と言わなければなりません。これは、信号のない横断歩道の手前に標示されており、前方に「横断歩道又は自転車横断帯あり」という意味ですよね。
この標示は、一般的に横断歩道の手前50mの位置に1つ目の標示があり、さらにその先30m手前の距離に2つ目の標示が設置されています。ですから、この標示を見たら前方に横断歩道などがあり、横断している人がいるかもしれないと用心して近づく必要があります。
では、道路上に図のような「逆三角形」のマークが標示されているところがあります。これは、何を意味しているかわかりますか?
この標示は、見たことがないという人がいるかもしれませんが、前方に優先道路があるという意味なんです。
この標示がある道路と前方にある道路が交差しているときに、前方の道路の方が優先道路であるということを示していますから、スピードを落として近づく必要があります。
道路標示の意味を理解しておくことは、安全運転につながりますので、間違わないでください。
(シンク出版株式会社 2015.1.22更新)