最近、電車のなかを見渡しているとほとんどの人がスマホを見ているような印象があります。
スマホのなかにいろいろなアプリが入っており、確かに人々の生活の利便性を向上させていますが、一歩使い方を間違えると災いをもたらすということを忘れてはなりません。
その一つの例が地図です。地理の不案内な土地へ出張に出かけて、訪問先を調べたりするのは非常に便利なのですが、自転車に乗っているときや車を運転しているときに使用している人がおり、それがもとで事故になっていることが少なくありません。
さる4月29日、神奈川県座間市の県道で交差点を右折しようとした乗用車が対向車線を直進してきた原付バイクと正面衝突し、バイクの女性が意識不明の重体となる事故がありました。
乗用車を運転していた男性は、「スマートフォンで地図を見ていた」などと話しているそうです。交差点を右折するということは対向車線を横切ることになりますから、対向車の有無や右折先の横断歩行者の有無など安全確認することが山ほどあります。
そういうときに、前方から視線を離すことになるスマホの地図を見る感覚が信じられません。何度も言うようですが、運転中にスマホの地図を見るのは絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2015.5.8更新)
運転者に過失のある死亡事故原因の1位2位を占めるのが漫然運転と脇見運転です。その脇見運転のなかで問題になっているのが、スマートフォンを見ながら運転する「運転スマホ」です。
本作品は、事故の再現映像や実験映像などで、「運転スマホ」の危険性を科学的に検証しています。
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