さる7月12日午後4時45分ごろ、宮城県大崎市の東北自動車道下り線の「のり面」の下草が焼ける火事がありました。
地元警察によると、下草が燃えた付近にたばこの吸い殻が複数落ちていたということで、高速道路を走行中の車の窓からタバコをポイ捨てした可能性があるとみています。
最近では禁煙スペースが広がりつつあり、タバコを吸う人にとって肩身が狭い思いをしているようですが、それでもタバコを吸う人のマナーは向上していないように思います。
街中には、タバコの吸い殻が所かまわず捨ててありますし、なかにはタバコの火が点いたまま捨ててあることがあります。
タバコの火が点いたまま捨てる人は、それがどこかに燃え移る危険があるというイメージを持っていないのかと悲しい気持ちになります。
走行中の車からタバコを捨てると山火事を起こすこともありますので、絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2015.7.22更新)
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