8月に入り、本格的な夏の旅行シーズンが到来しました。高速道路を利用して長距離ドライブを計画されている方も多いと思いますが、高速道路での長距離ドライブで気をつけていただきたいのが、「ガス欠」です。
一般的に、燃料計を見ていたら「ガス欠」なんて起こるはずはないのにと思いますが、意外にも高速道路でのJAFへの救援依頼を見ると、「燃料切れ」が毎年上位に来ています。
最近では、高速道路のSAからガソリンスタンドが撤退したりして、長距離にわたってガソリンスタンドがない空白地帯が増えており、次のSAで入れようと思ってるうちにガス欠になるケースが少なくありません。
「スタンドの空白」が100キロ以上続く区間が全国で83か所あり(国土交通省4月調査)、長いところでは150キロ以上ガソリンスタンドがない区間があったり、夜間は営業をしていなかったりと、給油予定が狂ってしまうことがあり、ガス欠に陥る危険性が一段と高まっています。
長距離ドライブに出かけるときには、最新の高速道路ガイドマップなどで給油所の有無と営業時間などを調べておき、予めどこで給油するかの計画を立てておきましょう。
給油は、ガソリンがギリギリになってから入れるのではなく、早め早めの給油を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2015.8.5更新)
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