交通事故の原因はいろいろありますが、最近のニュースで初めて聞いた言葉がありましたので紹介したいと思います。
さる9月14日、福岡県飯塚市で60歳代の男性が運転する乗用車がセンターラインを越えて対向してきた乗用車に正面衝突する事故がありました。
運転していた男性は、ハチに刺されて病院に向かう途中だったということで、警察ではハチの毒による「アナフィラキシーショック」を起こした可能性があるとみています。
「アナフィラキシーショック」という言葉は初めて聞いたのですが、調べてみますとスズメバチやアシナガバチなどのハチの毒による起こるアレルギー反応で、症状としては、じんましんや全身の皮膚・目のかゆみ、口元のしびれやはれ、吐き気、急激な血圧低下による意識障害などの症状が出るようです。
日本では、ハチに刺された「アナフィラキシーショック」で年間約20人ほどが亡くなっています。
ハチに刺されたくらいなら、自分で車を運転して病院に行こうと思うかもしれませんが、急激な血圧低下で意識を失うなどの「ショック症状」が起こることもあります。
体質にもよると思いますが、ハチに刺されたときには運転を控えたほうがよいかもしれません。
(シンク出版株式会社 2015.9.28更新)
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