先日、地域の交通安全協会の方に通学路の安全について話を聞く機会があったのですが、「最近は朝のPTAの見守りが徹底してきたから、登校時はかなり安全確保がされていると感じています。しかし、夕方の下校時は子どもたちがバラバラに帰るので、見守り隊などで巡回してもすべてをカバーできない。とくに日が短くなってきたので心配です」と言われていました。
また、交差点などで交通誘導に立つとき「朝方は、気が急いているマイカー通勤車両の行動に気をつけて、一時停止などを促していますが、夕刻は、建設現場などからひきあげる工事車両、配達・営業を終えて帰社する企業の車などがスピードを出しているので危険を感じる」と懸念を示していました。
皆さんも、夕刻は渋滞する幹線道路や混雑する交差点などを避けて、裏道を使って帰社を急ぐということがありませんか?
急いでいても、通学路になっている生活道路を走行するのは、なるべく避けてください。またやむを得ず走行する場合には、朝の登校時間帯と同じように下校中の子どもに対する危険予測を忘れないようにしてください。
とくに、狭い路地から子どもが道路を横断するような姿を見かけたら、その後ろからも別の子どもが横断するかも知れないといった予測をして、少しスピードを緩め周囲に目を配るようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2015.10.19更新)
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