年齢を重ねると誰でも心身機能が衰えてきて、反応時間が遅れてきたり視力が低下したりして、事故にならないまでも車の運転にも支障があると実感することが多くなります。
そのように感じたとき、まず考えなければならないことは、事故を起こさないようにするために自分の運転能力の衰えを何かでカバーするかということです。
たとえば、視力の衰えを感じたときには、周囲が見えにくくなる夕方や夜間に運転することを避けるといったことです。もちろん、職業ドライバーの場合にはそういうことはできませんので、スピードを落とすとか街灯などが多い明るい道路を選択するといったことになると思います。
他にも、運転に集中できないからカーステレオを効かないとか、自動ブレーキなど運転を補助する装置がある車を購入する、狭くて歩行者や自転車などが多い道路を避けるなど、いろいろな選択肢があると思います。
加齢に伴う運転技能の変化を補うために、運転方法やルート選択などの見直しを行うことによって、事故を可能性を少しでも低くすることができると思いますので、ぜひ考えてみてください。
(シンク出版株式会社 2015.10.22更新)
シンク出版の運行管理者手帳は、トラック、バスの運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめ、一冊の手帳に収録しています。
カレンダーやメモ欄も、記入欄を多く設けていますので、スケジュール管理も万全です。また、月々の交通に関する行事や、安全スローガン、日出・日入の時刻も掲載しています。
毎年発売していますが、期間限定商品になりますので、お早めにお申し込みください。