さる10月29日午前8時ごろ、愛知県一宮市の東海北陸自動車道上り線で、渋滞していた最後尾の軽乗用車に後続のトラックが追突して、計5台が絡む玉突き事故が発生しました。
トラックの運転者は「ルームミラーの位置を調整していて渋滞に気づくのが遅れた」と話しているということですが、高速道路ではちょっとした「わき見」が大事故につながる典型的な事例となっています。
ミラーの調整については、意外と無頓着な人が多いような気がします。
出発前に調整せずに、走り出してから車線変更などをしようとしてサイドミラーやルームミラーを見たときに、後方の写りが悪いことに気づいて、運転中に調整する人は結構いると思います。
一般道路なら信号待ちで停止している間に調整する人がほとんどだと思いますので、それほど大きな問題にはならないと思います。しかし、信号のない高速道路では走行途中に停止することはできませんので、つい走行中に調整をしてしまい「わき見運転」をしてしまいます。
ミラーの調整は、習慣の問題だと思いますので出発前にするクセをつけてください。
(シンク出版株式会社 2015.11.4更新)
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