最近、各地で高速道路の集中工事のため道路の車線規制が行われ、ところどころで渋滞が目立ち、渋滞に気づかない車による追突事故も多発しています。
年末にかけてさらに渋滞が増える恐れがありますので、注意しましょう。
さる、11月20日にも名古屋市の伊勢湾岸自動車道で工事による渋滞の最後尾で止まっていた乗用車に大型トラックが追突しました。
乗用車は、はずみで前に止まっていた別の大型トラックに追突するなどあわせて6台がからむ玉突き事故になりました。この事故で、乗用車に乗っていた女性(57)が死亡したほか、6人が重軽傷を負っています。
こうした追突事故は居眠りが原因のこともありますが、たとえ眠っていなくても、単調な高速道路走行に油断すると、誰でもボーッとして漫然運転に陥りがちですから、渋滞を予測して緊張感を保つことが大切です。
道路会社の工事の場合、かなり手前から工事の表示や渋滞表示が電光掲示板などに繰り返し表示されているはずです。「◯キロ先 ×■ICより工事渋滞」なとといった表示をみたら、この先に車両が停止しているかも知れないと考えて、気持ちを引き締めて運転しましょう。
(シンク出版株式会社 2015.11.25更新)
最も多い事故形態である追突事故を防止しましょう!
追突事故原因の多くは、わき見や漫然運転など運転者のミスによっており、事故防止対策には運転者の追突原因に対する「気づき」が重要です。
教育用小冊子「自分で気づこう!!追突事故の危険」は、7つの事故事例をもとに自身の運転をチェックして、どんな追突事故を起こす危険があるかを自覚することができます。
「わき見」「思い込み」「漫然運転」による追突事故防止に効果的な教育教材です。