片側2車線道路を走行しているときに、センターライン側の車線から左側の走行車線に移動することがあります。
そのとき走行車がいなければ問題が起こらないのですが、走行車がいてその前に入るときには、走行車の走行を邪魔にならないようにしなければなりません。
さる11月23日午後1時40分ごろ、大阪市内の片側2車線の道路で、センターライン側の車線を走行していた軽乗用車が走行車線に移ろうとした際に、後ろから走行して来た観光バスに接触し、そのはずみで前車に追突する事故がありました。
事故を起こした軽乗用車のように走行車の直前に入るというのは論外ですが、後ろの車が急なブレーキを踏まなければならないタイミングで車線変更してくる車は少なくありません。
ヨーロッパなどでは、後ろの車にブレーキを踏ませる運転は最低の運転マナーと言われています。
走行車の前に入るときには、自分の車のル―ムミラーにその車が写ってから入るようにしてください。
(シンク出版株式会社 2015.12.2更新)
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