営業や観光などで他の都市に行ってレンタカーを運転する機会があると思いますが、その土地には特有の運転方法があるので、注意する必要があります。
先日、ある都市で運転していたとき、こんな経験をしました。
交差点で信号待ちをしていて青信号になったので発進したところ、対向車線の右折車が私の前を猛スピードで右折していきました。
その後何度か、交差点で直進車よりも先に右折していく車がいましたので、その都市では普通の運転なのかもしれません。
交差点の通行方法は、当然直進車が優先ですので、右折車は直進車が通過するまで待つ必要があり、直進車のドライバーは右折車が待ってくれるものと油断しています。それだけ事故になるリスクが高くなるということです。
直進車が発進する前に右折しようとする車は、信号が変わる前にジリジリと動いたりするので、よく観察していると先に右折してきそうな感じがわかります。
信号待ちから発進するときには、対向右折車の動きにも十分に注意しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2016.1.12更新)
軽い気持ちでした運転行動が、大きな過失責任へと結びつきます
安易な気持ちでする不安全な運転行動が、事故を誘発したり大きな過失責任へと結びつくことがあります。
小冊子「低い安全意識が高い事故の代償を生む」は6つの事故事例について、運転者の過失責任の割合を考えて回答する、受講者参加型の指導教材となっています。
自分の回答と解説を照らし合わせることで、「こんな運転行動をすると大きな過失責任を生む」といった危険をより深く理解することができます。