さる2月8日午前8時ごろ、静岡県磐田市の交差点で横断歩道をわたっていた通学途中の小学生の男女2人が、交差点を右折してきたワゴン車にはねられ、女児が死亡する事故がありました。
ワゴン車を運転していた47歳の会社員は、「右に曲がることに気をとられて、歩行者に気づかなかった」と話しているそうですが、交差点の横断歩道を通過するのに、歩行者の存在をまったく頭に入れずに運転していたのでしょうか。
いうまでもなく、横断歩道は歩行者などが安全に道路を横断するために設けられた場所であり、そのため車は横断歩道に近づいたときには、横断する人がいないことが明らかな場合を除いて、手前で停止できるようなスピードに落として進行しなければならないと定められているのです。
交差点を右折する車が、横断歩道を渡ってくる歩行者などを見落として事故を起こすケースが後を絶ちません。
その原因は、ドライバーが交差点の横断歩道を通過するときに、あまりにも歩行者や自転車の存在を頭に入れていないことにあると思います。
交差点では、歩行者優先を徹底してください。
(シンク出版株式会社 2016.2.15更新)
多くの方は運転免許証を取得すると、交通ルールや運転知識について改めて見直す機会に恵まれないのではないでしょうか?
交通ルールや運転知識を勘違いしたまま、運転していると違反や、事故に繋がります。