さる2月12日午後11時20分ごろ、神奈川県相模原市の市道を走行していたバスが、信号がない交差点から進入してきた中学生の2人乗り自転車と衝突し、頭の骨を折るなど重軽傷を負う事故がありました。
現場の交差点は、自転車側に一時停止の標識がありましたが、自転車は止まらずに進入して、右から来たバスと衝突したものです。
われわれが日頃運転しているときも、信号のない交差点から一時停止を無視して安全確認もせずに進入してくる自転車を目にすることがあり、ビックリすることが多々あります。
自転車に乗る人ももっと交通マナーを身につけて欲しいと思いますが、今の現状ではこのような自転車がなくならない以上、ドライバーとしてはこうした自転車と事故にならないような運転をしなければなりません。
それには、交差道路に一時停止がある交差点でも、自転車が飛び出してくることを予測しておくことと、それに備えてスピードを落としておくことに尽きると思います。そして、できればアクセルから足を離して、いつでもブレーキが踏める体制で運転してください。
(シンク出版株式会社 2016.2.23更新)
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