さる2月16日午後1時35分ごろ、岡山市の岡山自動車道を走行していたバスに、50代女性が運転する乗用車が接触する事故がありました。
現場の道路は片側2車線の道路で、乗用車は走行車線を走行しており、車線変更をしようとした際に、追越車線を走っていたバスの左前方バンパーと接触したものです。
皆さんは、高速道路で走行車線から追越車線に車線変更をするときに、サイドミラーをチラッと見て何も写っていないからと車線変更しようとすると真横に車がいてビックリしたという経験はありませんか?
これは右のサイドミラーには死角があり、真横より少し後ろにいる車の位置によって写らないことがあるからです。
ある程度車が後ろにいればミラーに写りますし、真横よりも少し前までくると今度は目視で確認できますが、ちょうどその間に車が入るとミラーには写らないことがあるのです。
もちろん、死角に入っている車でもチラッと頭を右に向けて目視すれば簡単に確認することができます。右に車線変更する時は、ミラーだけでなく目視で安全確認をするようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.2.25更新)