ナンバープレートの上にカバーをかぶせている車や折り曲げているいる車、斜めにしている車などをときどき見かけることがあります。
これらの規制については、これまで「番号を見やすいように表示しなければならない」とだけ定められあいまいな部分がありましたが、4月1日からは見やすいかどうかを定めた新しい基準が示され、見にくいものは明確に禁止されます。
たとえば、ナンバープレートのカバーは無色透明であっても禁止されますし、折り曲げたり、回転させて縦に取り付けたりすることも違反になります。
また、ナンバープレートに飾りのフレームをつけている車もいますが、これについては文字や数字が見えることが前提で、見えなくなるようなフレームは禁止の対象になります。
ナンバープレートの角度も、前面のプレートで上向き10度~下向き10度の範囲などの基準が決められています。
皆さんが使用されている車のナンバープレートについて、上記のような違反はないかを点検していただき、該当していれば早急に改善してください。
(シンク出版株式会社 2016.3.16更新)
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※監修
信田正美(元・岐阜県警察本部交通部管理官)