ショッピングセンターなどの駐車場を走行しているときに、駐車車両の死角などから飛び出して来た子どもや高齢者などと衝突しそうになった経験は誰でもあると思います。
これは、ドライバーが駐車スペースを探すことに意識が集中しすぎて、駐車車両の陰から飛び出してくる歩行者の発見が遅れたりすることに加えて、歩行者も駐車場ということで車に対する注意が薄れることが原因となっています。
それでは、駐車場内で四輪車がどのような動きをしているときに、歩行者と事故を起こしているのでしょうか?
イタルダインフォメーションNo115によりますと、小学生や幼児などの小さい子どもは、四輪車が発進あるいは直進しているときに衝突する割合が多くなっています。
逆に、65歳以上の高齢者は、四輪車がバックしているときに事故にあう割合が多くなっています。
したがって、駐車場内で発進するときなどは駐車車両の死角に隠れている小さな子どもに注意するとともに、バックするときはあまり車の動きに注意しないで近づいてくる高齢者にも十分に注意してしてください。
(シンク出版株式会社 2016.3.30更新)
小冊子「自分で気づこう!! バック事故の危険」は、駐車場や構内・コンビニにおけるバック行動のイラストを見て、自分の運転上の危険をチェックすることができる小冊子です。
自分自身でバック時の危険性に気づくことにより、バック事故防止を図る教材です。