春の全国交通安全運動が実施されています(~4月15日まで)。運動重点の一つとして「飲酒運転の根絶」があげられていますが、なかなか酒気帯び運転事故はゼロになりません。
先日もニュース報道を見ていたところ、世田谷区で飲酒運転の車が猛スピードでタクシーと出会い頭に衝突するドライブレコーダーの映像を繰り替えし放映していました。
なんと時速160キロで暴走していたとみられ、飲酒運転の恐ろしさが伝わってきます。運転者は事故直前まで、3時間にわたって居酒屋で同乗者らと飲酒していたということです。
これほどの事故ではないにしても、今は花見や歓送迎会のシーズンですから、各地で宴会の後などに酒気帯び運転をして摘発される例が報道されています。宴会など酒が出る席があっても絶対に飲酒運転をしないことを心に誓ってください。
また、4月2日の深夜には福岡市で花見帰りの歩行者が泥酔して横断中に轢かれるという事故も発生しています。飲酒して気が緩んでいる歩行者・自転車利用者にも気を配って運転しましょう。
(シンク出版株式会社 2016.4.11更新)
いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例も後を絶ちません。
小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の 自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しており、「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができます。