先日、ある高速道路の本線料金所手前で、ETCレーンに向かう小型トラックと横から割り込んだ乗用車との事故を目撃しました。
軽い接触程度に見えましたが、改めてETCと一般のレーンが混在した場所は危ないなと感じました。
トラックは真ん中のETCレーンに真っ直ぐ向かっていたように見え、乗用車は左隣の一般レーンに行く方向からETCの方にレーンチェンジしようとして接触したようです。
レーンゲート手前の路面にライン標示のない場所では車線変更にはならないので、双方の安全確認ミスということになります。
ゲート前では、それまで走行してきた車線の数よりレーンの数が多くなり、それぞれの車が錯綜するため、このような接触がたびたび起こっているのではないかと思います。
私は、以前ベテランのトラックドライバーに教えていただいた「ETCは一番左端のレーンを使いなさい」というアドバイスを守っていますので、危険な目にあう恐れが少なくなっています。
料金所に近づく前に左側車線に戻り、左端をそのまま走ってレーンに近づけば、自分が割り込むことはなく、横からくる車も右側からだけになり、確認しやすいので比較的安全です。
左端に必ずETCレーンがあるとは限りませんが、皆さんもなるべく接触の危険が少ない進路を工夫して、十分に左右の安全を確認してください。
(シンク出版株式会社 2016.9.5更新)
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