最近の交通事故のニュースを見ていると、前を走っているバイクに後ろから四輪車が追突するケースが目立っています。
その原因はいろいろあると思いますが、大きな要因としては二輪車との車間距離が短いことがあげられると思います。
その背景にあるのは、二輪車はすぐにどこかにいくので、車間距離をとらなくて追従しても大丈夫だろうという考えです。
確かに、二輪車は渋滞気味になって車速が落ちてくると、車列の間を縫うように走っていきますので、いつの間にかいなくなるといった感覚です。
もう一つは、二輪車は車体が小さいためにその存在を無視しがちだということです。そのため、車間距離をとる対象を前にいる二輪車ではなく、その前にいる四輪車となることが多々ありますので、二輪車との車間距離が当然短くなってしまいます。
しかしながら、二輪車がいくら車体が小さくても、すぐに前からいなくなるととしても、自車の前を走行している限り適切な車間距離をとらなければならないのは当たり前のことです。前に二輪車がいるときには、意識して車間距離をとるようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.10.12更新)
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