このコーナーでも何度か取り上げましたが、車の運転方法には地方独特のローカルルールが数多くありますが、なかでも有名なのが「名古屋走り」ではないでしょうか?
最近、その名古屋走りのなかで「右折フェイント」なるものを耳にしたのでご紹介します。
これは、交差点を直進する際に渋滞を避けるために右折レーンに入って走行し交差点に入る直前に直線車線に割り込んできたり、右折レーンから交差点進入後に直進するために左に寄ってくる行為です。
直進している車のドライバーとしては、右折レーンにいる車は当然右折するものと思っていますから、その車の動向にはさほど注意をしていません。そのとき突然右から割り込んで来るとビックリしてしまいます。
こうした「右折フェイント」をする車は、そんなに多くはいないとは思いますが、右折レーンを走る車だからと絶対右折するとは思いこまないことが大切です。
右折レーンにいるのに車が微妙に左に向いている、右折出来るタイミングではないのにスピードを落とさないといった車には、割り込んでくることがありますので注意しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2016.10.14更新)
シンク出版の「運行管理者手帳」は、運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめ、1冊の手帳に収録しています。
カレンダーやメモ欄も記入スペースを多く設けていますので、スケジュール管理も万全です。また、月々の交通に関する行事や、安全スローガン、日出・日入の時刻も掲載しています。
専用WEBサイトから、一部の掲載資料のダウンロードが可能です。