高速道路の本線に合流するときのように、一般道路の幹線道路に斜めに合流していくことがありますが、ここに入るタイミングは意外と苦労することがあります。
このとき、幹線道路の車があまり多くなければ、さほど苦労することなく合流することができるのですが、問題は幹線道路の走行車両が多く渋滞気味の場合です。
ベテランドライバーなら、わずかな隙間を狙って入ることができるのですが、ドライバーが運転免許取り立ての初心者であったり、経験が少ないドライバーの場合は、ある程度の車間があっても入ることができないことがあります。
幹線道路を走行しているドライバーのなかにも、入れさせまいと車間距離を詰めるようにスピードを上げたり、クラクションを鳴らしたりする意地悪な人もいますので、ますます合流するのに躊躇してしまいます。
こうした合流地点では、お互いのエゴをむき出しにしていると事故のリスクは高くなるだけです。
幹線道路を走行しているのドライバーの方が、優位の立場にありますから少しスピードを落として合流しやすくしてあげましょう。
(シンク出版株式会社 2016.10.19更新)
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