警察庁では、平成24年に京都府亀岡市で登校中の児童が10人死傷した事故をきっかけにに、毎年春と秋に全国の通学路で交通違反の一斉取り締まりを行っています。
今年は9月23日に全国で約3,100か所で取り締まりを行い、9,276件が摘発されました。
そのなかで最も多かった違反は、歩行者専用道路を走行した通行禁止が4,931件と最も多く、次にスピード違反が1,225件、シートベルト非着用が1,084件の順になっており、「通行禁止違反」をする人がこれだけ多いことに驚かされてしまいます。
朝の通学時間帯は、その時間帯だけ通行禁止になっている道路があり、それを無視して走行しているのではないかと思います。
通学路を走行することの危険については、今さら指摘するまでもありませんが、朝の通学路での運転は、ちょっと油断すると大惨事につながってしまいます。
できれば、通学路を走行しないようにすることですが、どうしても走行しなければならないときは、その時間帯が通行禁止になっていないかチェックし、スピードを落としてわき見をしないなど、細心の注意を払って運転してください。
(シンク出版株式会社 2016.11.25更新)
運転中に無意識に行う危険な行動や悪い癖などが事故を誘発することがあります。
この自己チェックシートは、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくだけで結構です。
自己採点をすれば、さまざまな運転場面で安全運転を妨げる危険な運転習慣や悪い癖がついていないかを診断することができます。